■ディフェンスシステムの考え方


【大本洋嗣「水球のコーチング」(『水泳コーチ教本』(日本水泳連盟):大修館書店)】

ディフェンスシステムとしての”教科書”プレーが多数現れたのが京都−富山戦。


特に体力消耗した第4ピリオド中盤の両チームが披露した粘り強いディフェンスは、ユース世代としては多くのチームが参考にしてほしいものがあった。


白(京都)のマンツーマンDFで青(富山)の攻撃をブロック。


青(富山)も負けじと中盤からのマンツーマンDFでパスコースを消す。


白(京都)の自陣ゴール前でのオフェンス反則場面でも、白(京都)のマンツーマンDFは崩れずに青(富山)をブロック。


白(京都)の攻撃にやや焦りが出て、無理なパスによって攻撃権を失う。

日本のトップチームのディフェンス

2021年度日本選手権決勝「Kingfisher74−ブルボンウォーターポロクラブ柏崎」
Kingfisher74ディフェンス(HP)。